tokiohayley's blog

We are all free. Where shall we go next?

社会人生活のこれまで⑤-1回目の無職-

夏のボーナスをもらい、

怖い支店長に直談判して取得した有給休暇を消化しきって、

証券会社を辞めて東京に戻ってきました。

 

実は、会社を辞める前にときどき東京に戻って転職活動をしていたので、

会社を辞めるころには転職先が決まっていました。

転職先の都合で入社日が伸び、2ヵ月の間、無職になるのです。

 

それはそれは素晴らしい時間でした。

次の会社が決まっている状態で2ヵ月間も何もしなくて良い。

大人の夏休みとはまさにこのこと。

辞める前にしていた貯金と、ボーナスはあっという間になくなっていきます。

手放すのが惜しくてしょうがなかった組織に所属しているという状態も、

一度手放してしまったらなんてことはない。

生活に困らない無職なんて何も苦しくないのです。

精神的につらくて辞めたのもあり、他人の目など気にする余裕もありませんでした。

 

 

「あんなに頑張ったのだから、少しくらい遊んだっていいはずだ。」

 

 

常に誰かと競争し、怒鳴り声が飛び交う環境から解放され、

前回の記事で自も述べたように、自身の女性性を肯定できるようになったこともあり、

学生のころには興味すらわかなかったお洒落や化粧にリソースを割き、

今日のヘイリー (@tokiohayley) | Twitterという愚痴吐き用アカウントを作成し、

フラストレーションを発散させました。

 

 

会社を辞める前は、友達もいない駅前すらさびれていく田舎で、

二度と戻らない大切な時間を無駄にしていく実感がありました。

 

「東京に帰ってきてからはなんでも、好きなことをやろう。」

 

そんな気持ちで帰省しました。

今までの経験から、出会いの数だけ可能性が広がることを知っていた私は、Twitterを通じてたくさんの人に会うことに抵抗がありませんでした。

当時出会った方のほとんどはもう会うこともないでしょうが、

現在につながる大きな出会いも確かにあったのです。

 

 

すべての経験は、その人に必要なタイミングで、必要な分だけやってくる。

 

 

これは私が信じている運命論のひとつです。

この時期から徐々に自身の抱えている課題を知覚し、

苦しみ、ときにいろいろな方に救われていきます。

キャリアとは直接関係のない話ですのでこれは別途記事にしていこうと思います。

主に、心の問題、特に、親との関係についてです。

 

少しだけ触れておくと、まず当時の私は、

「そもそもどうして証券会社に入社したのだろう」と考えていました。

うだるような暑さの続く東京で、毎日寝不足をして怠惰な無職生活を送っていた私にはたくさん考える時間がありました。

働くのが怖くなってしまうほどの経験をしたのに、それでもあの時間は意味があったのだろうか?と考えに耽りました。 

 

Twitterアカウント、”ヘイリー”を作ってから後に自身がAC(アダルトチルドレン)である可能性を指摘されてからしばらくは、父親との関係に頭を悩ませることになります。

私は一生懸命、父を理解しよう、受け入れようと葛藤していました。

その考えの先に浮かんだ一つの可能性が、”金融機関で勤める大変さはもしかしたら父を理解するための時間だったのかもしれない”ということでした。

 

私が子供のころ、父が刃のような言葉で家族を罵倒したり、

毎日のように苛々して、家に帰ってきては怒鳴っている時期がありました。

現在はもう違いますが、思えば当時は父も金融機関に転職したばかりのときだったのです。

家の中が一番殺伐として、暗かったときでした。

 

 

毎日が戦争。

 

 

音が漏れないように作られたパスコード付きの重くて分厚いドアを開けると、

_____そこには戦場が広がっている……

朝7時半から机を叩く音や、物を投げる音、怒りに満ちた怒鳴り声が支店内に響き渡っています。

そんな環境で父も家族のために仕事していたのかと想像しました。

会社を辞めて解放感と多少の安堵感を抱いていたとはいえ、

私もまた理由もなく毎日苛々していました。

父が当時苛々していたのは仕事のストレスだけではなく、

諸所の事情があったと思われますが、

確実に仕事による精神的な負担は彼を苦しめていたと思います。

そう思うと、憎くて下方がなかった父のことも少し許せた気がしたのです。

 

母から散々父の悪い部分を聞かされて育ち、それがまるっきり真実だと信じてました。

でも今思えば、高校を卒業してほどなくして主婦になり、男性と同じ条件でそれも精神的に強くないと続けられないような仕事などやったことがない母が、

仕事だけではなく、家族の生活の責任もすべて背負って働く父の気持ちなど到底理解できるわけがありません。

 

私はとても反省しました。

盲目に母のいうことを鵜呑みにして、父を憎んでしまったことを。

確かにたくさん傷つきましたが、もっと早くにこのことを知っていたらこんなにドロドロとした感情も、多少は溜めこまずに済んだのではないかと、そんなことを考えていました。

 

 

 

長くなってしまいましたが、

次こそ2社目に入ってからの経験を記事にします。