tokiohayley's blog

毎日が、人生だ。

社会人生活のこれまで⑥-2社目-

前回の更新からまた一か月も経ってしまいました。

参照:社会人生活のこれまで⑤-1回目の無職- - tokiohayley's blog

2ヵ月間の無職期間を終え、転職した先は零細企業でした。

医療機器を扱う小さな会社です。

入社初日にいきなり200ページほどの生産管理規定書を渡され、

「なるはやで全部英訳して」と言われて目の前が真っ白になりました。

某国で販路を広げるために販売許可申請にこの書類が必要とのことでした。

とにかく人が少ないため総務的な仕事をこなしながらの作業になります。

結論から言うと辞めるまでに半分ほどしか終わらず、

それでもテキトーな会社だったので許されました。

 

大企業とは違ってすべてのものがひどくいい加減。

ボーナスはないけれど、手取りでいったら証券会社にいたころと変わらない。

同じ給料をもらうなら断然この会社にいたほうがいいと思いました。

 

最初はとにかくオフィスが静かで驚きました。

一社目ではいつもガヤガヤしていて、

誰かが怒鳴っていたり、大きな声で株価を読み上げたりしていました。

入社したばかりの私はいつもびくびくしていて、不自然だったと思います。

いつか上司にこっぴどく怒鳴られたりするのではないかと不安でしたが、一社目が明らかに異常な環境だったということに気づき、杞憂に終わりました。

  

のんびりとしたOL生活でした。

ゆるく仕事して、定時であがって、たくさんデートして買い物してお洒落をして…。

24歳という時間を思い切り楽しみました。

相変わらず精神不安定でしたが1社目にいたころとは比べ物にならないほど幸せな時間を過ごせました。

 

ですが、この生活は結局1年も経たないうちに終わってしまったのです。

 

契約社員として入社し、半年後には正社員になるという約束でした。

ですが口頭で「ハイ、じゃあ今日から正社員ね」と告げられてお終いでした。

この時点で、雇用保険、住民税、健康保険料は天引きではなく自分で払わなくてはなりませんでした。

事務手続き上は何も変化がなくおかしいなと感じていたときに、

部長さんに相談したところ実はこの会社の経営状態は芳しくなく、

手取り10万円しかもらっていない社員もいるのだと知らされました。

 

「正直、長居するところじゃない。私があなたの親なら辞めさせます。」

 

それから数か月後、頃合いを見計らってなんとか辞めることができました。

真実はわかりませんが、反社会的組織とのつながりを感じさせるような怪しさもあったのですが今となってはどうでもいいことです。

 

医療機器なら売れば売るほど患者さんの助けになっていたし、

小さい会社だから業務内容は多岐にわたり経験も積めると思ってきましたが、

雇用保険も支払ってくれないような会社に転職してしまったことは明らかに失敗でした。

確かに証券会社に居た頃のように、販売をして罪悪感に苛まれることもないし、

入社してからずっと営業をやらされることもない。

海外のお客様が多かったので英語を使って仕事をする機会は得られた。

でも会社の存続自体が怪しいうえに、

最初は営業職もやらせてもらえるという話だったのに、

営業職の男性を雇うと言い始めたのでキャリアパスは望めないことは自明でした。

 

 

思えば、焦っていたのです。

私だけではなく一社目を逃げるように辞める場合、

焦って転職先を決めてしまうことが多いようで、

そうするとまた変な会社に入社してしまいブラックスパイラルに陥ることがよくあります。

このころはまだ、相変わらず頭の中が騒がしく、

完全に冷静さを失っていました。

この状態から脱することができたのはつい最近のことです。

 

大学を卒業して約3年間は混乱状態が続き、

走りながら考えているような感じでした。

喉が渇いて渇いて仕方がないといったような、

底なしの孤独感や虚無感が繰り返しこみあげてくる。 

 

洋服や化粧こそ以前よりも気を遣うようになったとはいえ、

精神的にはボロボロで、当時の写真を見返しても表情が暗い。

 

 

辞めようと決めてからその旨をTwitterで呟いていたら、

一度会ったことのある女子大生から紹介の話が飛び込んできました。

そして2社目を辞めたその一か月後には再び働き始めることになるのです。

仕事があればなんでもいい。

やけくそでした。