tokiohayley's blog

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社会人生活のこれまで⑦-3社目-

近頃は有り難いことに平和な日々を送れているせいか、

昔の辛かった記憶がどんどん薄れていっています。

でも、忘れないうちに書き留めようと思います。

 

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2社目を辞めたその後一か月後には、

ITベンチャー企業に勤めていました。

社会人生活のこれまで⑥-2社目- - tokiohayley's blog

前回の記事にも書いたのですが、

Twitter経由で知り合った当時学生の女の子による紹介でした。

彼女は就職活動を終え、その企業でバイトしているときに、

たまたま会社で人を募集しており、

私が転職先を探しているというつぶやきを見て声をかけてくれました。

 

とにかく仕事があればなんでもいいという気持ちで、

おまけにIT関連の知識や素地がまるでない私がどうして受かったのかわかりません。

ただ過去の営業経験が買われ、広告営業をしていました。

 

でもこれもたったの2か月。

私が甘かった。

出来上がって間もない企業というのは本当に何もなくて、

経理すら役員の知り合いの方に頼んでやってもらっているという状態。

そこに勤める社員のほとんど全員が20代~30代前半で、

その会社以外経験したことがなく創設メンバーのなかにお邪魔するといった雰囲気。

社内規定も何もないので、ルールは人間関係、力関係で決まっていく。

残業代はもちろん出ないうえに夜遅くまで毎日残業。

時給換すると500円。

契約書とは大幅に異なった内容でした。

 

会社づくりをやりたかったわけではないし、

自分の分のノルマは期日内に達成したため早々に立ち去りました。

採用を決めてくれた女性のかたは本当に優しく、良い人でした。

みなさん気さくで若々しく、情熱的。

薄給で長時間頑張るほど情熱的にはなれないと悟りました。

 

たった2か月ですが、ベンチャー企業とはおおよそどういったもので、

どうのようにしてお金を稼いでいるのか、

どのようなモチベーションで働くべきかなど、

個人的には収穫が大きかったように思います。

何より、私には心底合わないということが良く分かりました。

私はまだ自分の腕一本でやっていけるほど優秀ではないということ。

いままでどれだけ守られた環境にいたのかということ。

 

また職場の人間とのコミュニケーションですが、

私はハイコンテクストな会話が人より難しく、

愚かなことになんでもはっきり言ってしまいがちで、

その会社でもぶつかってしまいとても反省しました。

こちらが質問しているにも関わらず、質問で返してくるため、

先輩社員に対して

「質問を質問で返さず、まずは私の質問に答えてください。」

と言って、上司と役員からおしかりを受けました。

我慢して話を聞けと。

 

とにかく波風立てないように過ごしたほうが、

得になるということを学びました。

 

上司の女性から、言われたことは以下のこと。

 

「敵対したら学べることも学べなくなる」

 

「味方は多いほうがいい」

 

彼女は処世術に長けていて、

もともと仕事のできる人でしたがとにかく人に好かれて、

周りが彼女を支援して出世するタイプの人でした。

小さい会社なので嫌というほど人間関係が見えて、

とても勉強になりました。

 

当時、義父から言われたことをいまでも覚えています。

 

「仕事を覚えることよりも大事なのはまずはその会社を知ること。

そこで働く人たちがどういう人たちで、どんな部署や仕事があるのか、

成果を出そう出そうと肩肘張る前に、まずは冷静に周囲を見渡す余裕を持ちなさい。」

 

結局どの会社に行っても、人と働くことになります。

一社目に証券会社に入る前からずっと自分が勘違いしていたことに、

たくさん気づくことが出来ました。

ここにきてようやく地に足がついてきたといったところで、

もう疲れたから休もう、この疲弊したままでは冷静な判断を下せないと思い、

半年間は何もしないつもりで辞めたのでした。