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tokiohayley's blog

住所不定、東京インティライミ

2017.04.16 家族と私の近況

今日は約3か月ぶりに帰省して父に会ってきました。

驚くほど細くなっていたので心配して聞いてみると、ストイックなダイエットの結果、17kgもの減量に成功したようです。リバウンドして元通りになった私とは大違いですね。笑

 

久しぶりに家族に会うといろいろと思うところがあったので、いつも通りとりとめもなく書いていこうと思います。

 

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父は相変わらず毎月20冊、主にビジネス書や話題の書籍をまとめ買いしているため、家の本棚には空きがない。ひとつ前の会社にいたときからそうだったが、この本はぜひ若い人に読んでほしいというものがあれば会社に持って行った。(もちろん私にも勧めてくる。)もともと社長室や役員用の居室はあったようだが、父が代表取締役になってからは従業員と同じ居室で仕事をすることにして、机に大量の本を積み重ね、よく貸し出していた。転職してからもその習慣は続いているようで、積み重なっていく書籍を見かねた社長が本社移転のタイミングで会社に図書館を作ってくれたそうだ。

 

今日は、今月読んだ中で最も印象的だった書籍について話してくれた。

 

LIFE SHIFT(ライフ・シフト)―100年時代の人生戦略
リンダ・グラットン著作。人類の平均寿命が年々伸びている現状を踏まえ、90歳まで生きることを前提に、これからをどう生きていくべきかということが書かれているらしい。

amzn.asia

 

父は年齢を言い訳にしてやりたいことを諦めるつもりはなく、健康寿命を延ばすためにダイエットと筋力トレーニングに励んでいるとのことだった。そしてその時間感覚に共感を得た父がいうには、このペースでいけば私の世代は100歳まで生きるのが普通になってくるし、だとすると私が30歳になったところでまだ30%しか生きていないことになる。残りの70%、どんなキャリアを積んでいくべきか30歳のときに決めても全然遅くないので私が近頃、進路を模索していることについて肯定的に受け止めているとのことだった。

 

いくつになっても子供は子供で、心配なんだろう。それにしてもコントロールしたい気持ちが強い人だ、、、なんて…こんな風に冷静にコメントできるのは普段離れて暮らしているからだろう。一緒に住んでいた時は(思えば高校生のころから)、毎週あるいは毎日のように新しい書籍の話を聞かされ、私の人生に絡めて説教めいた所感が延々と展開されるので正直かなりキツい。私の生活態度や日々の勤労勤勉度合などが父の理想に沿っていない場合は、もれなく人格否定を巧みに織り交ぜて延々と「~できない奴はダメだ」といった調子で語り始める。

 

私は父のようにはなれない。なりたくないし、能力的にもなれないだろう。睡眠時間を削って猛烈に勉強して働き、競争に勝ち抜き、人脈を築き上げ、会社をコントロールできる立場になった分、離婚という形で母を失っているし、私たち姉弟にも相当な負荷がかかった。経済的に不自由しなかったのは間違いなく父のおかげであり、とにかく努力家で、ビジネスマンの先輩として心から尊敬している。でもその生き方を、私や弟に強いるのは違うんじゃないだろうか。

 

家族は確かに、皆似たり寄ったりだが、それぞれまったく別の個体として存在している。と、いまならはっきりと分かる。そんなことは当たり前なことなんだけれど、近くにいるとわからなくなる。具体的にはどいうことかというと、私は父と母の要素がちょうど半分ずつ合わさってできていると本気で思っていた。私は、父以上にも、母以上にも、父以下にも、母以下にもなれないと感じていた。

 

彼と同棲を始めてかれこれ9か月ほど経過した。今年の夏以降にもう少し広い家に引っ越すために二人で貯金して、月々の出費を管理している。私の生活基盤はもうここにある。父のことを思い出すことも減った。久しぶりに会ってみると相変わらずの父がいて、窮屈に感じたりもしたが、この説教もいつか思い出になるのかと思うと少し寂しくなった。

 

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今月末EDMフェスであるElectric Daisy Carnival Japan(EDC Japan)の第一回目が開催されます。Zeddなんかも来るみたいですよ。

japan.electricdaisycarnival.com

 

弟の彼女に誘ってもらったので一緒に行くことに。お揃いの何か着けていきましょ~と電話をくれたのだけれど、何がいいかな。タトゥーシールはもう用意してくれたみたい。なんだか気恥ずかしい。年下の女の子とライブ。弟も後から来るけれど。あくまで彼女だし、結婚なんてまだずっと先かもしれないけれど、家族が増えたみたいで嬉しい。

 

私の彼は兄弟がたくさんいて、皆さんいい人だし、お宅にお邪魔するたびに温かい気持ちになる。(お母さまが特に優しく、愛情深い。)私の場合、気が付けば父と弟と3人で一緒に頑張ってきたという気持ちが強くて、家族というか共同体とか戦友っぽい感覚が強い。去年の年末なんか帰省しても弟は年越しパーティに出かけていったし、父は糖質制限していたから、結局、私は一人ではなまるうどんで年越しそばならぬ年越しうどんを食べて寂しかった。当然、年始はおせちもないので、スーパーでお刺身とお餅を買って一人で食べた。

 

これが私たち家族のよくありがちな光景なのだけれども、弟の彼女や私の彼のご家族のカルチャーが入ってくるとちょっと温かくなって良い。最近、彼に「君はデザートを買ってくるとき自分の分しか買ってこないよね」と指摘されてびっくりしたことがあった。彼の家庭では、例えば、お菓子やデザートは兄弟や親が食べることも考えて、多めに買っていくそうだ。私の家ではだれがいつ帰ってくるかわからないため買っておいても腐らせてしまうことが多く、さらに自分の食べたいものは自分が一番よくわかっているという理由から自分の分は自分でというのが鉄則で食事もバラバラにとることが多い。

 

「フェスに行くのにおそろいものをつけよう」という発想も、なんだか照れてしまうが、結構嬉しい。(家族ではないが)家族で一緒に乗り越えようというタフな事ではなく、一緒に楽しもうという時間が私にはもっと必要かもしれない。喜びであるとか、楽しさとか明るい感情をもっといろいろな人と分かち合う時間に自分が結構飢えていることに気づいた。(ツイ廃になったのも納得いく。)

 

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この土曜日、ずっとわからなかったことがわかった。先月どうして、上司の推薦を断ってしまったのか。(下記リンク参照)

社会人生活のこれまで⑪ ー人生の岐路ー - tokiohayley's blog

 

今の職場で自分なりに一生懸命やってきた。そしてそれはそれなりに評価されていたということなんだろうが、でも本当に目の前の選択肢が今の私が持ちうるすべてのカードの中でベストなのか自信が持てなかったのだ。そもそもどんな選択肢があるのかも、まだ考えられていなかった。今一度、自分の経歴の棚卸をして、業界を見渡してみたかった。留学やワーホリ、キャリアチェンジのために学生になることもできるだろうし、あらゆる可能性をもう一度洗い出す必要があった。手持ちのカードの中から、一番納得いくものを選びたかったから立ち止まったことがわかったのだ。

 

時間が過ぎるのは早いもので、あれからもう2か月が経過しようとしてる。転職活動を開始して1か月ちょっとだろうか。転職エージェント7社、少なくとも10人以上と話している。担当者の半分以上は外国人で、人生で初めてCVを作成し、職歴など転職にかかわる情報を英語でやり取りしている。人によっては救いようのない辛辣な言葉を投げてくる人もいるし、紹介される案件も人によってまったく異なる。ようやく相性がよさそうなエージェントが定まってきたので、これからが本番といったところだろうか。

 

担当者に外国人の方が多いのは、外資に強いエージェントのほうが希望に沿った案件を紹介してくれるからで、ガチガチの日系企業だと私の転職回数の多さから書類でバッサリ切られることも多いため、比較的定着率を気にしないスタートアップ企業を紹介されたりする。スタートアップ企業についてはあまりいい思い出がないので希望しておらず、そのために外資に強いエージェントを利用している現状がある。

 

この1か月を通じていまの仕事が結構好きであることがわかってきたり、内資外資関係なく業界を見渡せていて結構面白い。あと大きな変化としては、自身の過去を肯定的に捉えられるようになってきたことだろうか。この2年は精神面でのリハビリ的な側面もあったが、かなり回復していることを実感している。どんな結果になるかわからないけれど、比較的明るい気持ちを持って毎日過ごせているのでひとまず良しとしよう。

 

職場の同僚を観察していたり、いろいろなエージェントと話してみて思ったのは、ある状況やある人自身を無責任に否定的に評価する人というのは必ずいて、その矛先が自分に向いたときそれはまったく無視して良いということ。同じ状況にいても道を切り開ける人は皆前向きだし、どこでどんな展開があるかなんてわからないので、自分を信じて突き進んでいくことが何より大切な気がしている。